子どもの歯並びが気になったら?プレオルソという選択肢|小児矯正を始めるタイミング
子どもの歯並び、こんなことが気になっていませんか?
「前歯が出てきた気がする」
「歯がガタガタしている」
「口がいつもぽかんと開いている」
「口呼吸をしていることが多い」
「舌を前に出す癖がある」
「子どもの矯正は、いつから始めたらいいの?」
お子さんの成長を見ていて、このようなことが気になったことはありませんか?
歯並びは、単純に「歯の大きさ」や「顎の大きさ」だけで決まるわけではありません。
舌の位置、唇や頬の筋肉の使い方、呼吸、飲み込み方など、日常のお口の使い方が歯並びや噛み合わせに関係することがあります。
そこで、小さなお子さんの歯並びを考える際の選択肢の一つとして知られているのが、「プレオルソ」です。
プレオルソとは?
プレオルソは、子どもの成長期に使用する小児用の機能的なマウスピース型矯正装置です。
一般的なワイヤー矯正のように、歯にブラケットやワイヤーを固定する方法とは異なり、取り外しのできるマウスピース型の装置を使用します。
プレオルソは、歯並びだけを見るのではなく、
- 舌の位置
- 唇の使い方
- 頬の筋肉
- 口の閉じ方
- 呼吸
- 飲み込み方
など、お口周りの機能にも着目して使用されます。
メーカーもプレオルソを「小児用機能的マウスピース矯正装置」と位置づけています。(フォレスト・ワン)
「歯並び」だけではなく「お口の使い方」に注目
子どもの歯並びが気になったとき、多くの保護者の方は「歯をきれいに並べるにはどうしたらいい?」と考えるのではないでしょうか。
もちろん歯並びを確認することは大切です。
しかし、小児期のお口では、歯が生える場所だけでなく、舌・唇・頬などがどのように働いているかを見ることも重要です。
例えば、
口がぽかんと開いている
普段から口が開いている場合は、口呼吸などが関係している可能性があります。
舌を前に出す癖がある
舌の位置や動かし方が、歯並びや噛み合わせに関係する場合があります。
飲み込むときに舌が前に出る
飲み込み方の癖がある場合、お口周りの筋肉の使い方を確認することがあります。
このような「お口の癖」にも目を向けながら、お子さんの成長に合わせて歯並びを考えていくのが、小児矯正の一つの考え方です。
プレオルソは何歳から?
「プレオルソは何歳から始めるの?」
これは保護者の方からよくある疑問の一つです。
一般的には、乳歯から永久歯へ生え替わっていく時期のお子さんが対象となることが多く、4~10歳頃を目安として紹介している歯科医院があります。
ただし、年齢だけでプレオルソが適しているかどうかを判断することはできません。
お子さんによって、
- 歯の生え替わりの進み方
- 歯並び
- 噛み合わせ
- 顎の成長
- お口の癖
- 装置を使用できるかどうか
などが異なるためです。
そのため、「何歳だから始める」というより、お口の状態を確認したうえで開始時期を考えることが大切です。(鹿谷デンタルクリニック)
こんなお子さんは一度相談してみませんか?
次のようなことが気になる場合は、一度歯科医院でお口の状態を確認してみるのもよいでしょう。
☑ 前歯が出ているように見える
☑ 歯がガタガタしている
☑ 下の歯が前に出ている
☑ 前歯がうまく噛み合わない
☑ 口がぽかんと開いている
☑ 口呼吸が多い
☑ 舌を前に出す癖がある
☑ 指しゃぶりなどの癖が気になる
☑ 子どもの歯並びについて一度専門家に相談したい
もちろん、これらに当てはまったからといって、必ずプレオルソが必要というわけではありません。
大切なのは、現在のお口の状態を確認し、お子さんに合った方法を考えることです。
プレオルソのうれしいポイント
プレオルソを検討する保護者の方にとって、気になるのは「どんな装置なの?」というところでしょう。
取り外しができる
取り外しができるタイプの装置なので、食事や歯磨きの際に外せることが特徴の一つです。
日中ずっと装着するタイプとは異なる
プレオルソは、使用方法について歯科医院から指示を受けて使用します。
一般的には、日中の一定時間と就寝時に使用する方法が紹介されていますが、装着時間は治療方針やお子さんの状態によって異なります。
お子さんの成長に合わせて考えられる
成長期のお子さんのお口は少しずつ変化します。
そのため、歯だけを見るのではなく、噛み合わせやお口周りの機能なども確認しながら進めていくことが大切です。
「矯正=ワイヤー」というイメージが変わるかもしれません
「子どもの矯正」というと、
「歯にワイヤーをつけるのかな?」
「痛がらないかな?」
「学校で目立たないかな?」
と心配される保護者の方もいるでしょう。
プレオルソは、一般的なワイヤー矯正とは異なる取り外し式のマウスピース型装置です。
そのため、小児期の歯並びについて考える際の選択肢の一つになります。
ただし、すべてのお子さんにプレオルソが適しているわけではありません。
歯並びや噛み合わせの状態によっては、別の矯正方法を検討する必要があります。
プレオルソにも注意点があります
プレオルソを検討するときは、メリットだけでなく注意点も知っておきましょう。
装着を続けることが大切
取り外しができる一方で、決められた時間に装着できなければ、治療計画どおりに進めにくい場合があります。
お子さん本人だけでなく、ご家族のサポートも大切です。
すべての歯並びに対応できるわけではありません
歯並びや噛み合わせの状態によって、適した治療方法は異なります。
プレオルソだけで対応できないケースもあります。
効果には個人差があります
お子さんの成長や歯の生え替わり、装置の使用状況などによって経過は異なります。
「プレオルソを使えば必ず歯並びがきれいになる」と考えるのではなく、診察や検査を受けたうえで治療方法を検討しましょう。
子どもの歯並びは「気になったとき」が相談のタイミング
「まだ子どもだから、もう少し大きくなってからでいいかな」
そう考える方も少なくありません。
一方で、成長期には歯や顎、口腔機能が変化していきます。
だからこそ、
「矯正を始めるかどうか」ではなく、「今のお口の状態を一度見てもらう」
という考え方も大切です。
実際に診察してみると、
「今は経過を見る時期」
ということもあります。
反対に、
「この時期から相談しておいてよかった」
というケースもあります。
まずは、お子さんのお口がどのような状態なのかを知るところから始めてみましょう。
プレオルソが気になる方はお気軽にご相談ください
子どもの歯並びは、保護者の方だけでは判断が難しいものです。
「前歯が出てきた気がする」
「歯がガタガタしている」
「口が開いていることが多い」
「口呼吸が気になる」
「プレオルソがうちの子に合うのか知りたい」
このようなお悩みがあれば、まずはお口の状態を確認してみることをおすすめします。
大畑歯科 世田谷分院では、お子さんのお口の状態を確認したうえで、必要な治療やケアについてご案内します。
「矯正をするかまだ決めていない」という段階でも、まずはご相談ください。
お子さんの成長に合わせて、今できることを一緒に考えていきましょう。
よくある質問
Q. プレオルソは何歳からできますか?
一般的には乳歯から永久歯へ生え替わる時期のお子さんが対象となることが多く、4~10歳頃を目安に紹介されることがあります。ただし、適した時期は歯並びや成長状態によって異なります。
Q. プレオルソを使えば歯並びは必ずきれいになりますか?
いいえ。お子さんの歯並びや噛み合わせ、成長状態、装置の使用状況などによって経過は異なります。診察のうえで適応を判断します。
Q. プレオルソは学校にもつけていきますか?
使用方法は治療方針によって異なります。一般的には日中の一定時間と就寝時に使用する方法がありますが、具体的な装着時間については担当歯科医師の指示に従ってください。
Q. プレオルソは痛いですか?
感じ方には個人差があります。装置を使用して違和感や痛みが続く場合には、無理に使用を続けず歯科医院へ相談してください。
Q. 大人のマウスピース矯正とは違いますか?
プレオルソは成長期のお子さんを対象とする小児用の機能的マウスピース矯正装置です。成人向けのマウスピース矯正とは目的や使用方法が異なります。
プレオルソ治療について
治療方法: プレオルソを用いた小児矯正・口腔機能へのアプローチ
対象: お子さんの歯並び・噛み合わせ・口腔機能などを診察し、適応を判断します。
費用: 自由診療となるため、実際の費用は医院の料金表に合わせて掲載してください。
治療期間・回数: お子さんの成長、歯の生え替わり、歯並びなどによって異なります。
主なリスク・副作用: 装置による違和感、装着時間を守ることが難しい場合があること、歯並びや噛み合わせによっては十分な対応ができない場合があることなどがあります。治療後の経過には個人差があります。
※プレオルソが適応となるかどうかは、お子さんのお口の状態を確認したうえで判断します。
※治療内容、費用、治療期間、リスク・副作用については、診察時に詳しくご説明します。
まとめ
子どもの歯並びが気になったら、必ずしも「すぐ矯正を始めなければいけない」ということではありません。
まずは、
「今の歯並びはどうなっている?」
「噛み合わせに問題はない?」
「舌や唇、お口の使い方はどう?」
「プレオルソは適している?」
ということを確認することが大切です。
成長期のお子さんだからこそ考えられる治療方法の一つが、プレオルソです。
「子どもの歯並び、少し気になるな」と感じたら、まずは一度、お口の状態をチェックしてみませんか?